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目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 10/11 21:45 編集 返信

とりあえず、皆さんにお礼を

第3回バッハ演奏アンケートにさっそくお答えいただきまして有難うございます。

skunjpさん、montさん、nujikoaさん、葛の葉さん、nekonyaさん、アマデオさん。

もう少し、様子を見て、第3回まとめをさせていただきます。

とても参考になりますね。今後バッハ・コレクトの参考にさせていただきます。

コメントは後日させていただきます。まずはお礼まで。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 10/11 21:22 編集 返信

ジュンさん呼んでくれてありがとう。

 ジュンさん、皆さんこんばんは。お呼ばれが有難くてしゃしゃり出てきました。アマデオでございます。大きな顔して語れるようなことはありませんが、僕なりにお答えします。

@管弦楽組曲
 ジョルディ・サヴァール指揮、ル・コンセール・デ・ナシオンの演奏です。

Aブランデンブルク協奏曲
 ラ・プティット・バンドの新盤が好きではあります。ベストは、というと、ちょっと見あたりません。

Bヴァイオリン協奏曲
 寺神戸亮、若松夏美、バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏です。

C音楽の捧げ物
 クイケン・アンサンブルの演奏です。生も聴いたし。

D無伴奏ヴァイオリン
 ルシー・ファン・ダールもいいですが、クイケンの2回目。

E無伴奏チェロ組曲
 鈴木秀美かビルスマの1回目か。

Fオルガン作品集
 コープマンが好きではありますが、バッハ全集以外はほとんどCD無し。

G平均律
 コープマンの演奏。

Hゴルトベルク変奏曲
 鈴木雅明よりもコープマンを好む。

Iカンタータ第147番
 リリングかな。

Jミサロ短調
 ヘレヴェッヘが美しく、ブリュッヘンが力強いか。

Kマタイ受難曲
 レオンハルトがいいが、マクリーシュ、鈴木雅明も甲乙付けがたい。

Lヨハネ受難曲
 鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏で。

Mクリスマス・オラトリオ
 シギスヴァルド・クイケン、ラ・プティット・バンドの演奏。

Nフーガの技法
 トン・コープマン、ティニ・マトーの演奏がいいと思います。

 相変わらずの古楽志向ですいません。こればっかりは好みですから仕方がないんでしょうね。ただ、最近はCDが増えていないので、ちょっとマンネリ。現状を打破したい、と思いつつ、写真とのかねあいもあって、なかなかCDを増やせないというつらさがあります。増えるは写真ばかりかな。それでは!

From nekonya To at 2005 10/10 23:48 編集 返信

秋のバッハ演奏

みなさまお久しぶりです。
えっ?世間では3連休だったのですか?
・・・なんて、しっかり今日もこき使われていたnekonyaです。
いつも有益な情報満載のJuncoopさまの掲示板、
できる限り覗いてはいるのですが、なかなか投稿できずにごめんなさい。

「ベスト」というとnekonyaにはとても難しくなってしまうので、
単にいま心に浮かんだお気に入りということで。

@管弦楽組曲
 ○リヒター/ミュンヘンバッハ管
  中学生の頃、音楽鑑賞でこの演奏を聴いてバッハが好きになりました。
  窓の外は激しい雷雨。
  リズムによって時間を細分化し、他の時間から際立たせ特別なものとする音楽の作用は、
  自然の対立項としての理性の存在証明に他ならない(By Lodovico Settembrini)。
  なんてことを考えながら聴いていました。
  後日、担任の家に遊びに行ったときにバッハが好きになった旨を話したら、
  帰り際にレコードをくれました。BWV78、リリングの演奏でした。
  nekonyaとカンタータとの出会いです。(なんて良い先生だったんでしょう!!)
  
Aブランデンブルク協奏曲
 ○イル・ジャルディーノ・アルモニコ
  この曲は過激な演奏が好き!
  というわけで、ゲーベル/ムジカアンティカケルン、ベルリン古楽アカデミーと
  激しく迷いましたが、中でも一番リズムがカッコイイこの演奏にします。  
  特に第4番はスリリング!
  
Bヴァイオリン協奏曲
 この曲は、どんな演奏で聴いても楽しめますね!
 できればライブが一番良いです。
 贅沢を言えばムローヴァさんのHIPアプローチの生演奏を聴いてみたい。

C音楽の捧げ物
 ○バウムガルトナー/ルツェルン弦楽合奏団
  3声のリチェルカーレの弦楽合奏版が聴きたい気分です。

D無伴奏ヴァイオリン
 ○ヒラリー・ハーン
  nekonyaが聴いたのはパルティータの2番と3番、そしてソナタの3番のCDですが、
  良いです。もちろん、クイケンもクレメルも超個性的なツェートマイヤーも良いですが、
  ハーンも良いです(断言!)。で、この演奏のときなんと彼女は17歳なんです。  

E無伴奏チェロ組曲
 楽譜を眺めてるのが一番良いかも。
 nekonyaが最初に使っていた楽譜はフルニエ校訂のものだったのですが、
 フルニエ先生、自分の楽譜のとおりに弾いてません。(^^;
 色々なチェリストで聴いてはいるのですが、細部やテクニックばかり気になって、
 この曲に関しては音楽が素直に耳に入らない不幸なnekonyaです。・・・そこで、
 ○セゴビア(g)
  全曲ではありませんが音の一つひとつに心がこもっています。

Fオルガン作品集
 オルガンについては良く分かりません。
 コープマンの合唱とオルガンが交互に出てくるシュープラーコラール集が大好きです。

G平均律
 ○スコット・ロス 
  弦楽合奏版が思いつかないもので・・・。(^^;

Hゴルトベルク変奏曲
 ○シトコヴェツキーの弦楽合奏版 
  弦楽合奏のカノンが聴きたい・・・。なんか編曲ものづいてる。。。
 
Iカンタータ第147番
 ○BCJ
  野々下さんのソプラノアリアがいいですねー。

Jミサロ短調
 ○レオンハルト/ラ・プティット・バンド
  ヘンゲルブロック、ヤーコプス、ヘレヴェッヘ・・・、
  名盤は数多あれどレオンハルトがnekonyaの不動の定盤です。

Kマタイ受難曲
 ○フェルトホーフェン/オランダバッハ協会
  ノーコメントです。(止まらなくなるので(^^;)

Lヨハネ受難曲
 ○ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ
  1987年に録音された通常稿、2001年に録音された第2稿、どちらも素晴らしい出来映えです。
 
Mクリスマス・オラトリオ
 ○ヤーコプス/ベルリン古楽アカデミー
 ギューラ&ヤーコプス、この組み合わせでマタイももう一度聴きたい!!
 CD化されないかな・・・。

Nフーガの技法
 ○ジュリアード四重奏団
  秋は弦楽合奏気分なのです。。。

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 10/10 22:27 編集 返信

明日からまた仕事・・・・

みなさんコンバンワ(お久しぶりの方々も)

世俗カンタータの話のついでにですが・・・
今、フォルスター盤の211コーヒーカンタータに
ハマッておりまして、毎日の日課になっております。

何がいいか?て、実はF・ディースカウのバリトンに
開眼させられました。(今さらかい!ーー;)

211は、これまで聴き比べの対象にしたことのない
曲だったので、ちょっと気が付きませんでした。
上昇音階で伸びて行く勢い。コミカルな表情付けの
天才的な冴え。イヤー凄いわ実際!

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 10/10 21:10 編集 返信

アンケート回答

@管弦楽組曲
始めて納得したのがピノック
Aブランデンブルク協奏曲
どれも良い
Bヴァイオリン協奏曲
グリュミオー
C音楽の捧げ物
こればかりはリヒターに敬意
D無伴奏ヴァイオリン
グリュミオー
E無伴奏チェロ組曲
ビルスマ(新・旧)
Fオルガン作品集
やはり、作品集と言えばマリー・クレール・アラン
G平均律
デムスの1970年録音
Hゴルトベルク変奏曲
コロリオフ
Iカンタータ第147番
フリッツ・ヴェルナー
Jミサロ短調

Kマタイ受難曲
マクリーシュ
Lヨハネ受難曲
特にないですが、クイケンの演奏で十全だった。
Mクリスマス・オラトリオ
クルト・トーマス以来私は進歩していない。
Nフーガの技法
ロバート・ヒル

From nujikoa To juncoop5@goo at 2005 10/10 19:40 編集 返信

アンケートはちゃんと答えられませんが。。。

ご無沙汰しています。
にもかかわらずご指名いただき・・・嬉しく思っています(^^)

しかし実は・・・このところもう1年近く?クラシック音楽そのものから離れてしまっています。

あいかわらずCDは増え続けていますが、今は
ジャズ、R&B、ソウル、ファンク・・・と、ブラックミュージック一直線に成り果てています(^^;

昨日、久しぶりにクラシックのCDを買いました。
件のクレーメルの無伴奏《再録音》です。

ショップでバッハの棚を見てもときめかない状態にあるうえ、この手のものにはもう財布の紐が開かないのが普通なのですが、
クレーメルの旧録音には随分お世話になりましたので(笑)、
これは買わなあかん、と。買ってきたわけです。

skunさん、これは相変わらずどころか、さらにギスギスしてますよ(^;
ECMの綺麗な録音も手伝って(残響はとても豊か)
演奏はもうギシギシに磨き上げてあります。
例えれば最新の自動車。昔の車にはあった豪快な音も、振動も、味わいも?、
すべてが削ぎ落とされて、ひたすら快適で静か。。。クール&ソリッド。。。

さすがクレーメル、鋭い気迫は若かりし頃と全く変わらず、老いを知りません。しかしCDではそれが真空パック詰めにされて届けられているようで、僕にはあまり好きになれませんでした。

スタイルとしては前の録音と大差ないのではないかと思います。

まだあまり聴きこんではいません、せっかくなので繰り返し聴いてみます・・・
あとで「反省っ!クレーメル先生すみませんでした!」ということも、よくあることですから。(^^;

アンケートは・・・なにぶん最近聴いていないので・・・(ポリポリ

@ヴァイオリン協奏曲:NAXOSのブラッヒャー/ミュラー=ブリュール

A平均律:キース・ジャレット(第1巻、ピアノ)

くらいを挙げておきます。

@最初の1音を聴いた瞬間、走る衝撃。それが継続するという驚き。

A繰り返し聴くほどに、「ただのそっけない(良い意味で)演奏」というだけではない何かが少しずつ聴こえてきます。
演奏全体から立ちのぼってくる独特の香り・・・ヒーリング効果にもつながるような・・・
表面上は、楽譜どおり、「クラシック」をやっているのですが、どっぷりと身を浸すように聴いていると、彼のトレードマークともいえるあのソロ・コンサートのエコーがきこえてくるような・・・気が、するだけです(^^)

退散!;;


From juncoop To at 2005 10/10 18:18 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ・・。連休はいかがでしたか?
私はヨメと一緒に滋賀県にアユを食べに行き、帰りに京都の広隆寺によりました。なんせ今アユは子持ちですからまた美味いですね。松茸+鮎ご飯を頂き大変満足でした。京都の広隆寺は国宝の弥勒菩薩がありますから、ぜひ見たいと思って行きました。いいですよね! あのロダンの「考える人」の仏版て感じなんですが、飛鳥時代の彫刻だけに古代ギリシャ彫刻のアルカイック・スマイルの影響で、さすがに見ている者もニヤケますね・・。しかしスリムで美しい仏像です。


★第3回バッハ・アンケートにご協力有難うございます。
アマデオさん、日向さん、nekonyaさん、葛の葉さん、タミーナさん、h.uedaさん、nujikoaさんの参加もぜひよろしくお願いします。


【今日の音楽】


●バッハ/管弦楽組曲第3番〜第5番

J.F.パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団

ピエルロ(ob) オンニュ(fg) アンドレ(tp)

1962年エラート2回目の録音


この演奏は、パイヤールの2回目の全曲録音なのですが、偽作第5番が入っているのでとても珍しいですね。3番も4番もミキサーの失敗か、わざとか知りませんがティンパニの音がとてもやかましいです。しかし全体としてはとてもいい演奏ですね。3番のアリアにしても、美しく表現されています。各舞曲、序曲はとても素晴らしい演奏です。ただ太鼓の音うるさい!


●パッハ/フーガの技法BWV1080

コープマン、マトー(チェンバロ)

エラート1993年

montさんの指摘で、聴いてみました。いいですねー。こんなに聞きやすいフーガの技法はあまりないかもしれません。装飾とかもありますが、とても華やかでいて技巧的です。さすがコープマンですね。このフーガの技法はちょっと病みつきになりそうです。最近コープマンのチェンバロについては見直しまして、平均律とか聞きますと、とても素晴らしいです。コープマンのチェンバロ作品集をちょっと集めたくなりますね。彼のフランス5番もとても素晴らしい出来です。動的表現がいいですね!しかも活気があって派手です。




From juncoop To juncoop5@goo at 2005 10/10 17:44 編集 返信

RE:mont_54さんも、好きな演奏ということで・・・

montさんの場合。

>@管弦楽組曲        
>Aブランデンブルク協奏曲  

>ヴァルハル指揮スロヴァキア室内合奏団

このヴァルハル(vn)とスロヴァキア室内Ensの合奏力はかなりいいですね。イムジチやパイヤールのような線の太さまでは求められませんがなかなかの高水準です。私も持っていますが、特にブランデンの3番をはじめとする弦合奏の素晴らしさは特筆したい。

>Bヴァイオリン協奏曲 
>ムター
>あとはマンゼ&ポッジャーもいいですね。

マンゼのは一回聞きましたがなかなか名盤ですね。古楽器ならマンゼにしたいところです。

>D無伴奏ヴァイオリン 
>やはりアーヨで変わらず。今あらためて聴いても
>やっぱりイカレる。シェリング等ほかの名演は
>モダニズムが少し鼻に付いて苦手。

アーヨはエーヨでお馴染みの名盤なんですが、これは持っていまして、いい演奏ですね。パールマンとかに比べると少し線が細い印象はありますが、さすがアーヨだけにエーヨですね。

>E無伴奏チェロ組曲 
>シャフラン
>この曲は、演奏がキワモノであればあるほど
>楽しめます。(時空を超えた名曲という意味)

このシャフランて名前は初耳ですね。フランス人ですか?古楽器でしょうか?

>Fオルガン作品集 
>ヴァルヒャでなんの不足もない。
>これ以外に手を出すというのは、強欲の表れ
>であると自戒しています。

これは激しく同意ですね。ヴァルヒャはバッハ・オルガンに捧げた人だけになかなか、これを越える精神性の高い演奏はありませんねえ。アランの3回目の古楽器オルガンもいいと思いました。

>G平均律 
>今回はニコラーエワ
>乾いた感じが心地よくて、とても安らぐ。
>リヒテルのロシアン・ロマンティシズムは苦手。

ニコラーエワ登場ですね! 私は彼女のバッハは一度も聞いたことがないのですが、かなり評価が高いのでぜひ聞きたいですね。他にランドフスカとかフィッシャーとかも聞きたいと思ってます。

>Hゴルトベルク変奏曲 
>何度お尋ねになられてもグールド81年で不変
>これは僕の命みたいなもの。

私は55年と81年と両方聴いたのですが、最初81年のがとても感動して、そのあと、55年を聴いて仰天しましたね。というわけで甲乙つけがたいが、私は55年にしておきます。

>Jミサロ短調  
>リヒターで、
>ラテン語の作品は何故かリヒターで行儀良く。
>だからマニフィカトもリヒターでいきたい。

リヒターのラテン語作品については、私はちょっとノーコメントにしたいですね。ロ短調とかいいのですがね。マニフィカトにしてもまだまだ上がいると感じてます。

>Kマタイ受難曲  

>何だかんだいっても結局グテンベルグ03年盤。
>この曲は僕にとって、いわば「愛のオペラ」表現力
>の色彩感、情念深い味わい、古楽テンポの躍動感が
>理想的に結合している。

グッテンベルクについては現代のマタイ演奏としてはやはり注目しますね。リヒターの名盤はさておき、グッテンベルクの劇的な解釈については、ただいま聞きこみ中です。

>Lヨハネ受難曲 
>断然リリンクのヘンスラー盤
>初めて聴いたときの衝撃が今でも熱く甦る。

このリリングの2回目のヨハネは1回目に比べてとてもスタイルが変わりました。とても新鮮な表現でいいですね。はじめは抵抗があったのですが、最近ちょっと注目しています。あのさらっとした演奏がなんともリラックスして聞きやすいです。

>Nフーガの技法  
>コープマン夫婦 何度も聴いているうちに段々と・・・・

このCDも持っているのですが、フーガの技法は元々陰気な音楽に対して、コープマンはフーガの技法はかくも楽しく演奏すべしと伝わってきます。とても明るい表現でCD1枚ですし、リラックスして聞ける演奏ですね。

★skunjpさん
カラヤンのブランデンブルクはグラモフォンで2回録音してますね。2回目のほうが小編成でいい感じがします。でも2回目は1度聴いただけで持っていないので忘れました。ところで1回目は60年代なのですが、とにかく大編成で、1番のメヌエットの非常にゆっくりと重厚なのには仰天しますね・・。こんな演奏があってもいいのか!といいたくなります。3番にしても大編成で壮大ですし。ところが抵抗を覚えるのが6番です。ヴィオラをソロとして2本でやるところをヴィオラ合奏でやりますから、これはやりすぎかと思いますね。しかしソリストはベルリンフィルだけに素晴らしいメンバーです。シュバルベ(Vn) シェルバウム(tp) ピヒト=アクセンフェルト(Cem) ツェラー(fl) などですから豪華ですね。カラヤン流バッハという覚悟があれば聴けると思いますね。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 10/10 11:31 編集 返信

皆さん、こんにちは!

☆ブロムシュテットのロ短調ミサですか。

この指揮者、バッハとは結びつきませんが、どうなんでしょうかね。
シベリウスやブルックナーは良かったですが・・・



☆クレーメルがバッハ無伴奏VNを再録ですか・・・!

20年前の録音は新進気鋭時代のものゆえギスギス感があって、そこがイヤでした。
今回のは期待できますかね。



☆montさんのも出ましたね(^-^)

Bヴァイオリン協奏曲 

 skunさんと同じムターで。 : イヨッ!同志よ。

D無伴奏ヴァイオリン 

やはりアーヨで変わらず。 : 変わらないものもあっていい!

E無伴奏チェロ組曲 

シャフラン : この人のガンバソナタは持っています。基本的にはロシア楽派の発想ですが
         ヴィヴラートの細やかなフランス的なセンスが加味されていると見ました。

G平均律    

今回はニコラーエワ : 良いですね。ニコラーエワおばさん(^-^)
               結構現代的なセンスがあり、「そこがリヒテルより好き」というのは
               理解できます。

Kマタイ受難曲  

何だかんだいっても結局グテンベルグ03年盤。
この曲は僕にとって、いわば「愛のオペラ」表現力
の色彩感、 
             : なるほど、そう来ましたか。
               僕も昨日、バッハのオペラを聴きました。

               ・・・世俗カンタータですが。あれはやはりバッハのオペラでしょう。
                 シュライヤーはこういうのをやらせれば巧い。

Lヨハネ受難曲 

断然リリンクのヘンスラー盤 : なるほどね。あれも良い演奏です。




☆junさん、第3回バッハ・アンケートはぼちぼち集まっていますね。
もっといろんな人が書いてくれないかなー。アマデオさんとかnekonyaさんとか・・・


@管弦楽組曲第3番

カラヤン指揮ベルリン・フィル : カラヤンの響きに対するセンスは凄いですね。あそこまでいくと
                    芸術品たりうる。先日もシベリウスの5番とトゥオネラを聴きまし
                    たが心に染み入るような表現でした。

                    ところでカラヤンのブランデンブルクってどうなんでしょうか?

○パルティータBWV825〜827

スコット・ロス(チェンバロ)
まず1番から、プレリュードは速いテンポなのですが、この演奏はヴァルヒャのようなしっかりとした弾き方だと思いました。
第1番全体を聴いて思うのはskunjpさんが言われるようにしっかりとした構築性があることですね。

                  :ロスのパルティータは良いでしょう。
                   第1番は普通、愛らしく表現されがちですが、ロスの場合はどこか
                   凛とした風格がある。男の音楽になっているんです。
                   3番も良いですよ。


ところでルセのフランス、イギリス組曲ですが、アンボアジーというマイナーレーベルから出ています。
大型店だったら置いてあると思いますよ。

フランス組曲やパルティータは鈴木さんの充実の名演もありますが、ルセやアンタイ、それにシュタイアー
などは、チェンバリストという点で、一歩先を行っているようです。
まあ、鈴木さんは単なるチェンバリストではなく、すぐれたオルガニストであり、何より
大指揮者でありますが・・・

From juncoop To at 2005 10/09 22:08 編集 返信

ブロムシュテットのロ短調ミサ・ライヴ登場!

★ブロムシュテット / ロ短調ミサ(DVD)

2005年5月の最新ライヴ。シャイーに後を託し、今年でゲヴァントハウス管弦楽団を去るブロムシュテットの、置き土産的な映像ソフト。バッハゆかりの由緒ある伝統を誇る、聖トマス教会の演奏であることもポイントです。

・J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232

 ルート・ツィーザク(S)
 アンナ・ラーソン(A)
 クリストフ・ゲンツ(T)
 ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
 ライプツィヒ聖トマス教会聖歌隊

 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 収録:2005年5月 ライプツィヒ、聖トマス教会におけるライヴ

 収録時間:117分
 画面:カラー(16:9)
 音声:リニアPCMステレオ/ ドルビー・デジタル 5.1/ DTS 5.1
 Region Code: 0
 NTSC

2005年10月31日 発売予定



★クレーメル/バッハ『無伴奏』再録音!
2005年8月31日 (水)

「演奏家にできることは、音楽という無限の王国の入り口に案内するまでのこと。ただただ謙虚に、しかし確信を持って、音を(再度)解放し聴衆の耳に届けることが我々の仕事」
無我の境地にまで達したかのような、クレーメルの「無伴奏」再録音!!

ギドン・クレーメルがバッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』全曲を、20年振りに再録音しました。旧録音から現在に至るまで、クラシックにとどまらずピアソラや映画音楽にまで活動領域を広げてきたこの鬼才が、ふたたび「聖典」とまで称されるバッハの名曲に挑んだこのアルバム、ファンならずとも聴き逃せないところでしょう。 J.S.バッハ:
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲
 ギドン・クレーメル(vn)

 録音:2001年9月、ロッケンハウス(パルティータ)、2002年3月、リガ(ソナタ)[デジタル]



HMVの記事より

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 10/09 16:31 編集 返信

私も、好きな演奏ということで・・・

@管弦楽組曲        
Aブランデンブルク協奏曲  

ヴァルヒャル指揮&スロヴァキア室内
とかくオーケストラルな楽曲はあまり聴かない私。
だから気軽なタッチで楽しむにはこれで充分です。

Bヴァイオリン協奏曲 

skunさんと同じムターで。だって 
好きなモノはしょうがないでショって感じです(^^;
あとはマンゼ&ポッジャーもいいですね。

C音楽の捧げ物  

アーノンクールかな?
あまり聴く機会がないので自信ないです。

D無伴奏ヴァイオリン 

やはりアーヨで変わらず。今あらためて聴いても
やっぱりイカレる。シェリング等ほかの名演は
モダニズムが少し鼻に付いて苦手。 

E無伴奏チェロ組曲 

シャフラン
この曲は、演奏がキワモノであればあるほど
楽しめます。(時空を超えた名曲という意味)

Fオルガン作品集 

ヴァルヒャでなんの不足もない。
これ以外に手を出すというのは、強欲の表れ
であると自戒しています。

G平均律 

今回はニコラーエワ
乾いた感じが心地よくて、とても安らぐ。
リヒテルのロシアン・ロマンティシズムは苦手。

Hゴルトベルク変奏曲 

何度お尋ねになられてもグールド81年で不変
これは僕の命みたいなもの。

Iカンタータ第147番

最近とんと聴いていないのでパス。

Jミサロ短調  

リヒターで、
ラテン語の作品は何故かリヒターで行儀良く。
だからマニフィカトもリヒターでいきたい。

Kマタイ受難曲  

何だかんだいっても結局グテンベルグ03年盤。
この曲は僕にとって、いわば「愛のオペラ」表現力
の色彩感、情念深い味わい、古楽テンポの躍動感が
理想的に結合している。

Lヨハネ受難曲 

断然リリンクのヘンスラー盤
初めて聴いたときの衝撃が今でも熱く甦る。

Mクリスマス・オラトリオ 

junさんと同じフレーミヒ。情景が伝わってくる。
外は雪、でも暖炉の温もりがジンワリと・・・・

Nフーガの技法  

コープマン夫婦
何度も聴いているうちに段々と・・・・

以上でどうでしょう?

From juncoop To at 2005 10/09 11:22 編集 返信

アンケートに基づく、曲と演奏を聴く!

第3回バッハ・アンケートに基づき、いろいろと聴いてみました。

@管弦楽組曲第3番

カラヤン指揮ベルリン・フィル

このカラヤンと言っただけでかなり嫌がる人が多いのですが、私はこの3番についてはカラヤンをマゼールやカザルスに次いで推薦したいと思います。この3番の完成度の高さ、アリアの美しさを考えると、やはりカラヤンを無視するわけにはいきますまい。当然、リリングの演奏が素晴らしいのも言うまでもありません。序曲の重厚さ、荘厳さ、アリアの神がかったような美しさ、ガヴォット、ブーレ、ジーグの壮大さ華麗さ、輝かしさ。満足しますね。リヒターの演奏はトランペットが安っぽい音なのが惜しまれてなりません。


Aブランデンブルク協奏曲第1番

ヘルムート・コッホ指揮ベルリン室内管弦楽団

コッホの1番の1楽章をはじめて聴いた人は、なんと遅いテンポなのかと仰天するのは間違いありません。といいますのも、リヒター以来、かなりテンポが速くなりつつあるこの曲集をこんなにゆっくりやったのはコッホぐらいだからです。しかしその演奏は決して間延びするものではなく、説得力があります。この曲集はやはり優雅にゆっくり聞かせるほうがかなり良さが発揮できますね。それにもかかわらず、現代の演奏は斬新な表現をしようとする間違った解釈が多い! ゆっくりとよく楽器を歌わすことがこの曲の良さを伝えると信じます。


○パルティータBWV825〜827

スコット・ロス(チェンバロ)

まず1番から、プレリュードは速いテンポなのですが、この演奏はヴァルヒャのようなしっかりとした弾き方だと思いました。ヴァルヒャの場合はモダンチェンバロなので響きは重いのですが、その集中力が伝わる演奏で説得力がありました。ロスの場合、コープマンのような装飾やトリルがなく正当派の演奏て感じがあります。レオンハルトのような優雅さがあるとは言えません。古楽器使用のため音色はかなり優しいですね。第1番全体を聴いて思うのはskunjpさんが言われるようにしっかりとした構築性があることですね。ロスがモダンで弾いたとしたらヴァルヒャのような演奏になるかもしれません。第2番は曲想が厳しいだけにしっかりした演奏が望まれるのですが、ロスの演奏はそういったところはしっかりと演奏されていて説得力があります。この2番はリヒターの鋭い演奏でよく聴くのですが、ロスの場合も厳しさを十分感じる演奏でした。ロスの場合ただ単なる華麗さとか優雅さとか表面的な生易しい表現で片付けられるものではありません。そこにあるバッハは深みのある精神性の高い演奏ですね。

朝から、バッハばかり聴いて疲れたので、この続きは後半に続けたいと思います。

つづく

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 10/09 08:47 編集 返信

RE:Skunjpが選ぶ今が旬!のバッハ演奏

skunjpさん、さっそく回答ありがとうございます。このアンケートは、他の人にとって今後のバッハ演奏を選ぶ上で大変参考になりますので、とても貴重なものです。



>最近ますます、「決定版」が選べなくなっています。
>>そもそも「決定版」なんてあるのでしょうか?
>なぜなら自分が変転する以上、演奏の聞こえ方もどんどん変わるからです。
>ですから、下記のチョイスはあくまでも「現在のお気に入り」に過ぎないのであります。



最近、バッハの演奏も沢山にわたりとても嬉しいことですね・・。決定版というのを1枚選ぶのは難しいと思います。しかし、自分が聞いて、ベストなものを3枚ほど選ぶのは可能ではないかと思ったりします。自分の人生を進んでいく上で名盤も変わっていくのは確かですね。変わらない曲もあれば変わっていく演奏があるのがまた面白いところですね。



>@管弦楽組曲

>リリング:彫りの深い堂々たる名演。特にリズムが生きていること!


これについては同意したいですね。リリングのオレゴン・バッハフェスティバルの演奏なのですが、昔のスタイルでは全くないし、かといって古楽器の奏法でもない・・。リリングの全く新しい個性的な演奏で、しかも洗練されています。


>Aブランデンブルク協奏曲

>MAK:これでブランデンブルクは息を吹き返した。強靱な構築性と純粋な喜遊性の両立。


MAKは全く聴いてませんので、これも聴いてみたいですね。小編成ですが、活気があると期待できます。


>Bヴァイオリン協奏曲

>ムター:19歳のムターです。斬れば血の出る熱い演奏。む


彼女の演奏は、カラヤンとの2番を見ましたがとてもいい演奏でした。


>C音楽の捧げ物

>ベーリンガー:新鮮で生きの良い捧げもの。


激しく同意ですね・・。3声とトリオソナタ、無限のカノンのハンマークラヴィーアの響きはとても好きです。



>Hゴルトベルク変奏曲

>アンタイ旧盤:同曲の認識を変えた演奏。

これはぜひ聞きたいですね。アンタイの旧盤



>Iカンタータ第147番

>ヴェルナー:桁外れの滋味。その秘密を最近解明しつつあります。いつかまた詳しく・・・


147番はヴェルナーですよね! ヴェルナーは2回録音してますが、どちらも素晴らしいです。ちなみに104番もぜひお聞きください。


>Jミサロ短調

>ヘルゲンブロック:声楽と器楽の幸福な結婚。


これについては機会あれば聴いてみます。



>Nフーガの技法

>MAK:これは凄い演奏ですぞ!めちゃめちゃ彫りが深く、音楽的に「濃い」演奏。


MAKのBWV1080は聴いてみたいですね。音楽の捧げ物もとてもよかったです。


>○マニフィカト

>ミュンヒンガー:美しく豊かです。気品があります。復活祭オラトリオも名演。


ミュンヒンガーもいいですね・・。コルボに次ぐ名盤と思ってます。




>○フランス組曲

>ルセ:あー美しい。ひたすら美しい。大輪の花が開いた!

>○イギリス組曲

>ルセ:スマートな疾走感。苦みばしった華美。輝ける深淵。

>ヒューイット:結構気に入っている。ヒューマンな人肌の音楽。


ルセはぜひ聞きたいですね。しかし店頭にあまり出ていないですね。なぜでしょう?



>○パルティータ

>スコット・ロス:強靱なしなやかさ。荘厳な構築性。何と大きな音楽か!

>ピリス:NO1のみ。全曲録音して欲しい。


ロスは持っていますので、ゆっくり聴いてみます。鈴木雅明も聞きたいですね。ピリスの1番は聴いたことがあるのですが、とても良かったです。


From Skunjp To at 2005 10/09 00:41 編集 返信

Skunjpが選ぶ今が旬!のバッハ演奏

最近ますます、「決定版」が選べなくなっています。

そもそも「決定版」なんてあるのでしょうか?

なぜなら自分が変転する以上、演奏の聞こえ方もどんどん変わるからです。

結局すべてが相対的・・・絶対的なのは神様のみ、と感ずる今日この頃です。

ですから、下記のチョイスはあくまでも「現在のお気に入り」に過ぎないのであります。




@管弦楽組曲

リリング:彫りの深い堂々たる名演。特にリズムが生きていること!

Aブランデンブルク協奏曲

MAK:これでブランデンブルクは息を吹き返した。強靱な構築性と純粋な喜遊性の両立。

Bヴァイオリン協奏曲

ムター:19歳のムターです。斬れば血の出る熱い演奏。

C音楽の捧げ物

ベーリンガー:新鮮で生きの良い捧げもの。

D無伴奏ヴァイオリン

ポッジャー:これぞ芸術品。和音をひとつだけ聴いてください。その純度と透明感の高さ!
       また音楽の限りないほどの自在度。これほど同曲にまつわる技術的制約を
       感じさせなくて、しかも、しなやかに「音楽だけ」を感じさせる演奏は他にない。

シゲティ:これまた凄い「音楽」。

E無伴奏チェロ組曲

ウィスペルウェイ:聴けば聴くほど良くなる。緻密でスタイリッシュ。

Fオルガン作品集

イゾアール:豊かで透明。ふところの深い瞑想性。毎朝聴いてます。

G平均律

アファナシエフ:とにかく今、この人が最も気に入っているピアニストだから。
          (特にブラームス)

バレンボイム:かなり凄い演奏ではないだろうか。特に第2巻。

※ブレンデル君に告ぐ。死ぬ前に録音すべし!

Hゴルトベルク変奏曲

アンタイ旧盤:同曲の認識を変えた演奏。

Iカンタータ第147番

ヴェルナー:桁外れの滋味。その秘密を最近解明しつつあります。いつかまた詳しく・・・

Jミサロ短調

ヘルゲンブロック:声楽と器楽の幸福な結婚。

Kマタイ受難曲

リヒターの2回目1979年:激しく同意!(これだけが僕的な「決定版」です)

Lヨハネ受難曲

リヒター:これも同感。受難曲はそもそも異常な音楽で、これを十全に表現できるのは
      リヒターしかいないでしょう。(彼は異常な音楽家だった、ということ・・・)

Mクリスマス・オラトリオ

ミュンヒンガー:とにかく幸せになれる演奏。メリークリスマス!

Nフーガの技法

MAK:これは凄い演奏ですぞ!めちゃめちゃ彫りが深く、音楽的に「濃い」演奏。


<番外>

○マニフィカト

ミュンヒンガー:美しく豊かです。気品があります。復活祭オラトリオも名演。

○フランス組曲

ルセ:あー美しい。ひたすら美しい。大輪の花が開いた!

○イギリス組曲

ルセ:スマートな疾走感。苦みばしった華美。輝ける深淵。

ヒューイット:結構気に入っている。ヒューマンな人肌の音楽。

○パルティータ

スコット・ロス:強靱なしなやかさ。荘厳な構築性。何と大きな音楽か!

ピリス:NO1のみ。全曲録音して欲しい。

アルゲリッチ:NO2のみ。全曲録音すべし(まあ100%無理でしょう)

From juncoop To at 2005 10/08 10:44 編集 返信

貴方の選ぶバッハ演奏ベストjuncoopの場合

@管弦楽組曲

2番と3番になると、マゼール指揮ベルリン放送交響楽団60年代 廃盤
これは、過去にフィリップスから出ていたもの、この演奏は私の場合、あらゆる演奏を聴いて到達したもの! 序曲や各舞曲のテンポ・解釈において、この演奏を超えるものはないと思う! 次席としてカザルス指揮マールボロ音楽祭管の演奏もお勧め。


Aブランデンブルク協奏曲

この協奏曲は曲によってそれぞれの名演があるだけに難しい! 1位として、コレギウムアウレウム合奏団、2位コッホ指揮ベルリン室内管、3位リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管。コレギウムアウレウムの優雅な古楽器演奏は永遠の名盤。


Bヴァイオリン協奏曲

シェリング指揮ヴィタートゥール音楽院管。これはシェリングのフィリップスの1回目、マリナー指揮の2回目より訴えが強い!


C音楽の捧げ物

ミュンヒンガー指揮シュトウットガルト室内管の2回目。これを越える演奏が果たして・・? ヘンスラーのベーリンガーのフォルテピアノも捨てがたいし、MAKの演奏もお勧め。レーデルの名演は少し影を潜める。


D無伴奏ヴァイオリン

1位シェリングのグラモフォン、2位ルーシー・ファン・ダール
誰がなんといっても、シェリングの構築性の素晴らしさには勝てない! 古楽器は断然ダールのナクソス盤。


E無伴奏チェロ組曲

フルニエのフィリップスの2回目! カザルスに迫る、重厚さ、線の太さ! 他の演奏とはかけ離れている!


Fオルガン作品集

これもとても難しいが、やはりヴァルヒャの精神性の高さは、歴史的価値を失っていない。2位はリヒターの劇的・動的なグラモフォン盤。


G平均律

ピアノはリヒテル、チェンバロはコープマン! 以前はヴァルヒャやグールドであったが、今はこの二人! コープマンの華やかさ、リヒテルの深さ・・やめられません。


Hゴルトベルク変奏曲

ピアノはグールドの1回目、チェンバロは鈴木雅明。レオンハルトが忘れられないが、鈴木雅明の優雅な演奏は素晴らしい! グールドの1回目の独特の世界は酔わせます!


Iカンタータ第147番

ヴェルナー指揮バーデンバーデン放送響、ハイルブロン・HシュッツCho
モノラルであるが、ヴェルナーならではの人間味、温もりのある演奏が聴ける!


Jミサロ短調

ヨッフムの1958年ライヴとクレンペラー指揮フィルハーモニア管。この2つ演奏は、他のどんな演奏と比較しても不動の地位。上手いとか楽器がどうとかの次元を超えている! そこにあるのは緊張感、重厚さ、祈り、深さ、全ての物が備わっている!


Kマタイ受難曲

誰がなんと言っても、リヒターの2回目1979年 この演奏を超えるのはリヒター本人しかたぶんないと思う!師匠のラミンですら越えられてません。2位として、クレンペラー。


Lヨハネ受難曲

リヒターしかありません! 群集の憎しみの合唱の劇的なところや緊張感、コラールの素晴らしさ!


Mクリスマス・オラトリオ

1位フレーミヒ指揮ドレスデン聖十字架Cho
2位ミュンヒンガー指揮
フレーミヒの素晴らしさとミュンヒンガーの華やかさこの2枚で十分です! ガーディナー? 断る!


Nフーガの技法

パイヤールのオーケストラ版の素晴らしさは未だに変わらない!
鍵盤なら、ロバート・ヒルでしょうか・・・。コープマンの明るい演奏は苦手・・。ヴァルヒャのオルガン・・辛い。グールドのピアノはお勧め。


総評・・5年前とあまり変わってないか・・・汗。



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 10/08 10:08 編集 返信

第3回貴方の選ぶバッハ演奏ベスト

さて、久々に皆様にアンケートしたくなりました。貴方のベスト演奏は?という事です。
曲目は、以下の通りなのですが、
曲によっては、棄権も有りです。

@管弦楽組曲

Aブランデンブルク協奏曲

Bヴァイオリン協奏曲

C音楽の捧げ物

D無伴奏ヴァイオリン

E無伴奏チェロ組曲

Fオルガン作品集

G平均律

Hゴルトベルク変奏曲

Iカンタータ第147番

Jミサロ短調

Kマタイ受難曲

Lヨハネ受難曲

Mクリスマス・オラトリオ

Nフーガの技法

以上15項目です。よろしくお願いします。



From juncoop  To at 2005 10/06 21:49 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・・仕事は忙しいのですが、帰ってこのBBSに書き込みするときは落ち着いてバッハが聴けます。今週末はまた3連休ですので、海でアオリイカのルアー釣りでもいきますかね! のんびりと釣りなどすると心が晴れるかもしれません。釣りをすると頭が真っ白になりますので、いいストレス解消になりますね。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第61番「いざ来たれ、異邦人の救い主よ(Nun komm der Heiden Heiland)」BWV.61(1714)【推薦】

フリッツ・ヴェルナー指揮

プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団他

この第61番は、短い冒頭合唱からして悲痛な音楽ですね。しかし第2曲以下のアリアはとても心が安らぐ音楽が続きます。第3曲テノールアリアのパストラーレ風の弦の川の流れのような旋律伴奏がとても素晴らしい!テノールもこの旋律を歌い、安らぎますね。このアリアは美しく傑作ですので、ぜひお聞きください。続く第4曲のバスレシタティーボは弦のPizz伴奏によるものですが、なんとも寂しく哀愁を感じる曲です。第5曲ソプラノアリアはまた旋律が素晴らしいアリアで、コンティヌオの旋律が面白いです。コラールは冒頭とは対照的に希望に満ちた曲です。61番は傑作揃いのカンタータですね。


●バッハ/カンタータ第21番「わが心には憂い多かりき(Ich hatte viel Bekummernis)」BWV.21(1714/1723改作)

フリッツ・ヴェルナー指揮

プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団他

21番はリリングによる名盤があるのですが、ヴェルナーの録音も捨てがたいものがあります。それは何度も言いますが、人間味のある演奏で心が温かくなるからですね。第2曲の合唱はかなり厳しい表現になりがちなのですが、ヴェルナーはどこか温かみがあります。私が好きなアリアである第3曲ソプラノアリアはオーボエの悲しい伴奏と、ソプラノの苦悩を訴える歌唱がなんとも心を打ちます。この曲を聴くとき自分自身が深い苦悩を持っているとしたら、涙するでしょうね・・。第5曲のテノールアリアは、涙のアリアとも言われ、 「塩辛い涙の小川が、 絶えずざわめき流れ落ちていく。 」という歌詞にもあるように、弦の伴奏はざわめく川の流れのようです。バッハは川の流れを表現するのが好きなのではと思いますね・・。たとえばヨハネの冒頭合唱の伴奏など。第2部第7曲のデュエット・レシタティーボはいつ聴いても感動する美しさですね。オペラを聴くかのようです。そういえば、ライプツィヒでマタイが初演されたとき、人々は「オペラみたいだ」と言ったそうです。これは悪い意味で言っているのですが、私はバッハにオペラを書いて欲しかったと悔やまれてなりません。バッハの書く歌劇はさぞかし、美しく深い音楽となったことでしょう。第8曲は魂とイエスの対話によるデュエットでこれも美しいです。続く第9曲合唱が傑作で苦悩を歌いますが、ヴェルナーの演奏はどうもトロンボーンのパートがない楽譜のようです。この苦悩の合唱にはトロンボーン4本が欲しいですね(ライプツィヒ改作版)。しかしこの合唱は初期カンタータの中でも傑作中の傑作の合唱だと思います。続く第10曲テノールアリアはそれまでの雰囲気とはがらりと変わり、リズムカルで明るい雰囲気となりますが、これは次に続く「苦悩を通じての歓喜」の最終合唱を予告するものですね。最後の合唱の華やかさ、輝かしさは、最初の苦悩が洗い落とされるかのような賛美となり感動します。序奏と合唱フーガの素晴らしさは、このカンタータの最大の魅力ですね。21番は教会カンタータの中でも、最も素晴らしい曲だと思います。





From juncoop (越後屋) To at 2005 10/05 21:54 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ・・毎日いろいろと仕事に追われて、泣いております。またまた無理難題仕事の期日が迫る!

というわけで、今日もカンタータを聴いてます。

montさん、実に渋いアリア出して来られましたね。ロ短調ミサ曲の、アニュスデイ「罪無き神の小羊」このアルト・アリアはカンタータ第11番から転用された名高い歌曲でいいですよね!

ちなみに私はヘルタ・テッパーとヨッフム指揮バイエルン放送で聞いてますが、クレンペラーとかリヒター、リリングもよろしいでしょうね!機会あれば聞き比べてみます。ヨッフムが好きな理由は、重厚な弦にチェンバロの通奏低音がマッチしているところにあります。そしてテッパーの歌唱が素晴らしいことは言うまでもありません。ベートーベンの荘厳ミサのアニュスデイを聞きましても、とても渋い悲壮感ある音楽で、このアニュス・デイというのは好きな楽章となってます・・・。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第68番「げに神はかくまで世を愛して(Also hat Gott die Welt geliebt)」BWV.68(1725)

●バッハ/カンタータ第39番「飢えたる者に汝のパンを分かち与えよ(Brich dem Hungrigen dein Brot)」BWV.39(1726)

●バッハ/カンタータ第7番「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり(Christ unser Herr zum Jordan kam)」BWV.7(1724)

フリッツ・ヴェルナー指揮

プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団他

まずカンタータ68番の冒頭合唱の鎮痛な旋律がいいですよね。続くアリアは、なんとあの室内楽のトリオ楽章BWV1040ですからこれまた名曲で明るい。第3曲バス・アリアが木管の軽快な伴奏で気分が明るくなります。とても素朴で温かく、人懐っこいところはヴェルナーならではですね。次の第4曲はモテット風の合唱フーガがとても渋い!!この曲はぜひ聴かれることをお勧めします。この合唱は傑作間違いなし!。コルネットの伴奏がとても厳しい感じでよいです。初期バロックの流れがここに聴けます。
つづいて、傑作のカンタータ39番、ヴェルナーはリコーダーを使用、少しはやめのテンポですが、やはりこの渋い冒頭合唱はよいですね。この1歩1歩踏み歩くような旋律は、聞き手の心を鋭く刻む!。この音楽はBWV150とどこか似た旋律を感じます。続く合唱フーガは、ヴェルナーの場合、極端に早くせずゆっくりと歌わせているところが特徴ですね。序奏とフーガを分け隔てなく、自然な感じで全体が流れます。第3曲ソプラノアリアのオーボェとヴァイオリンの優しい旋律はなんと美しいことでしょう。冒頭合唱の悲壮感を和らげる救いのアリアとでもいいましょうか。こういう曲についてのヴェルナーの解釈は最も効果を発揮しており人間味のある温かい表現となってます。第4曲バス・アリアのコンティヌオ旋律がとても渋いですね。ヴェルナーの録音ではかなりの残響があり、通奏低音の響きが教会で聴くかのようです。第5曲アルト・アリアはリコーダーの伴奏が愛らしく、美しいアリアです。そして最後のコラールがとても優しいですね。何度聴いても感動する傑作カンタータです。カンタータ第7番については省略させていただきます。



From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 10/04 22:22 編集 返信

それでは(特選)秋物企画

ヘルタ・テッパーとユリア・ハマリでロ短調ミサのアニュス・デイを
聴き比べてみませんか?(是非みましょう)

僕の感性の中ではこの二人、きわめて好対照なアルト・ヴォーカルです。

●リヒター盤
テッパーはどこまでも伸びと張りのある、まるで聴く者を圧倒する声量と
抜群のテクニックで、とてもインテリジェンスな安定感に満ちています。
(僕は過去に、テッパーの歌声フェチシズムに陥ったこともあります)

●リリンク盤
対するハマリがこれまた凄い。彼女は声量ではなく、非常に味わいのある
いわゆる枯れた歌いまわしというのが抜群に上手いですよね。
時にピッチを揺らし、哀愁を含んだ情感をたっぷり披露してくれます。

まったく違った個性。無論、甲乙のつけようもなく・・・

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 10/04 21:25 編集 返信

ヴェルナーそしてブラームスのピアノ小品

そうですね。ヴェルナーはテンポが落ち着いていてホッとします。

僕も明日、聴いてみよう。この人の119番なんか凄く好きです。



さて、最近ブラームスのピアノ曲にも凝っています。

作品76,116〜119など、本当に心に染みます。

アファナシエフが気に入っています。

今売り出しのフランスのさる美人ピアニストの作品118も聴きましたが・・・
とても巧いのに、感情の起伏が神経質なほどうるさく、フォルテはヒステリックでダメでした。

ブラームスはやはり男の音楽で、聴くにも弾くにも「男に限る」のか?

おっと、くわばらくわばら・・・(-_-;)ゞ

From juncoop To at 2005 10/04 21:02 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんぱんは・・雨振りでうっとおしいですね。

skunjpさんが、トーマス・カントルのカンタータを聴かれているということで、私の方はヴェルナーのカンタータ集を聴いてます。ヴェルナーの演奏は温かいですね。しかも聞きやすいです。
昨日は、カンタータ第19番、第149番、第106番、第200番などを聞きました。とてもいいですね。今日は、第140番、第85番、第104番などを聞いてます。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声(Wachet auf ruft uns die Stimme)」BWV.140(1731)[STBschoOrch][7曲]

●バッハ/カンタータ第85番「われは善き牧者なり(Ich bin ein guter Hirt)」BWV.85(1725)

●バッハ/カンタータ第104番「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ(Du Hirte Israel hore*)」BWV.104(1724)[TBschoOrch][6曲]

フリッツ・ヴェルナー指揮
プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団
インゲボルク・ライフェルト(S)ヘルタ・テッパー(A)ヘルムート・クレプス(T)フランツ・ケルヒ(B)
ピエルロ、シャンボン(ob)オンニュ(fg)ヴェンツィンガー(picVc)バルヒェット(vn)アラン(org)他

ワーナー・クラシックス

まずいいのが、第140番のテノール合唱のコラール、とても優しい表現で、リヒターの重厚でゆっくりな表現とはまた違う良さがあります。続く弦を伴うレシタティーボの荘厳さ、最後のコラールのゆっくりとした表現は荘厳ですね・・。140番冒頭の合唱は適度なテンポで、なかなかいいですね。一方、85番は多様性のある音楽で、第2曲のピッコロ・チェロの伴奏がとても技巧的。第3曲のコラールの木管がなんともリズムカルで素晴らしい。第4曲テノール・レシタティーボは劇的でまるでオペラのようです。第5曲弦を伴うテノール・アリアは傑作です。ゆっくり波打つような弦の伴奏の素晴らしさ!テノールアリアの優しい表現・・。続く、第104番はバーデンバーデン放送交響楽団との第1回目の録音で古いのですが、ゆっくりと荘厳な伴奏と牧歌的な冒頭合唱が、素晴らしい!。まさに「耳を傾けたまえ!」という訴えが伝わってきます。この104番を大抵の指揮者は早く力強い表現でやってしまうのですが、ヴェルナーの落ち着いたテンポこそがこのカンタータの良さを引き出せていると言えよう。傑作はやはり第4曲のバス・アリアですね。この牧歌的なアリアはとても好きでして、なんとも温かく優しさが伝わってきます。ヴェルナーのカンタータはやめられませんねぇ。



From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 10/03 22:03 編集 返信

まあ、それなりに・・・(^^;)

>Skunjpさんの好きなヘルタ・テッパー(アルト)もあります よ(笑)
 リヒターの「ミサ曲ロ短調」で。よかったらお貸ししましょうか(笑)

あ、ぜひお願いします。テッパーの歌う姿が見たい。聴きたい。

でも悪いかなー。どうぞご無理をなさいませんよう。(^^;)



junさん、トーマスカントルの系譜、うまくまとめられましたね。

大体、感ずるところは僕もjunさんと同じですね。

でも、トーマスのクリスマス・オラトリオは好きですねー。
荒いですが、独特の光り輝く魅力を感じます。

それからロッチェですが、ヨハネ受難曲は名演だと思いますよ。
リヒターと比べてどうかということではなく、ロッチェなりの良さが出た
演奏だと思います。

カンタータもなかなか良い演奏があり、今朝は21番を聴きましたが、とても良い演奏だと
思いました。通奏低音も生きています。(^^;)

From juncoop To at 2005 10/03 21:22 編集 返信

トーマス・カントル等、著名な指揮者のカンタータ

皆さん、こんばんは・・いかがお過ごしですか?

昨日は、福井県の常神半島より船で釣りに出かけました。
「釣り人は心に傷があるから釣に出かける。だがその傷が何であるかを彼は知らない。」

秋の日本海はそろそろ季節風の影響で荒れることが出てくるのですが、曇り空ながら海は穏やかでした。

秋と言えば、ハマチとか真鯛なのですが、この日は潮の流れも早く、釣れたのは、カワハギ30cmクラス2枚と、メダイの60〜50cm2枚という寂しい結果でした。帰って刺身にしたのですが、二つの魚ともとても美味かったです。


ところで、トーマス・カントルの演奏はいいですよね・・。
ラミン、トーマス、マウエルスベルガーの3人は特にお気に入りの指揮者です。

ギュンター・ラミン→カンタータ第12番、第43番

クルト・トーマス→カンタータ第4番、第54番、第56番、第82番

エルハルト・マウエルスベルガー→カンタータ第80番

等のそれぞれの名盤がありますね。しかし受難曲とかミサとかはそうは行かない。

マタイ・ヨハネ→リヒター

ミサロ短調→クレンペラー、ヨッフム

クリスマス・オラトリオ→フレーミヒ、ヨッフム


トーマス・カントルが指揮した、マタイ、ヨハネ、オラトリオなどありますが、どうも第一に薦めたい気はしません。

ラミンとかトーマスは情熱的であるのですが、マウエルスベルガーの場合はどこか気品を感じる落ち着いた演奏ですね。
ロッチェの場合、いい演奏もあるのですが、どうも個性的とか強烈な印象がなく、平凡な感じはあります。

その他の、指揮者によるカンタータ等のお勧め

ヘルマン・シェルヘン→カンタータ第170番、第198番

カール・リステンパルト→カンタータ第56番

カール・ミュンヒンガー→クリスマス・オラトリオ、復活祭オラトリオ

フリッツ・ヴェルナー→カンタータ第104番、第118番、第147番、第149番、第150番、第200番

カール・リヒター→カンタータ第34番、第140番、第180番

ミシェル・コルボ→マニフィカトニ長調

マルティン・フレーミヒ→クリスマス・オラトリオ

ヘルムート・リリング→カンタータ第21番、第149番、第151番、第190番

ネヴィル・マリナー→カンタータ第51番、第59番、第170番、第211番

フリッツ・レーマン→カンタータ第39番、第105番

クルト・レーデル→ミサヘ長調BWV233


まだまだ名演はあるものの、今日はこれくらいで・・。



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 10/03 19:49 編集 返信

クルト・トーマス

Prof. Kurt Thomas
クルト・トーマス

25.Mai 1904、トーニング(シュレスヴィヒ)〜31.Mar.1973、シュレスヴィヒのBad Oeynhausen
ドイツの合唱指揮者、作曲家

  ライプツィヒ音楽院でカール・シュトラウベ、ヘルマン・グラーブナー、マックス・ホッホコーフラーに教会音楽を学び、ダルムシュタットでアーノルド・メンデルスゾーンに作曲法を学ぶ。1925年より、若干21歳でライプツィヒ音楽院で音楽理論及び作曲法の教授となる。1927年ベートーヴェン賞を授与、 1928年にはライプツィヒ教会音楽研究所の合唱指揮者に任命される。その後、ベルリン音楽大学の教授に(1934-39)、フランクフルトにある音楽高等学校の院長(1939/13?-45)、フランクフルト三王教会のカントール(合唱長)(1945-46/56?)、デトモルトの北西ドイツ音楽アカデミーの合唱指揮の音楽院教授(1947-55)、そしてライプツィヒのトーマスカントールに就任した(1957-60)。1964年よりケルン・バッハ協会の指揮者、そしてフランクフルト合唱団の指揮者(1969年まで)、1965年にはリューベックのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽アカデミーの合唱指揮の講師に就任した。彼が著わした『Lehrbuch der Chorleitung (Leipzig 1935)(合唱指揮法の教則本)』は何ヶ国語にも翻訳された。若い時の作品に対する彼の傾倒により、しばしば政治的な繋がりに無遠慮で、ライプツィヒから退任した後は、ドイツにおける音楽ライフへもはや殆ど影響を与えなかった。1962年三月、ドイツ・バッハ音楽団とともに来日。レコードはアルヒーフにバッハのカンタータがある。


From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 10/03 00:18 編集 返信

re:トーマス・カントルのこと

みなさん、こんばんわ。
Skunjpさん。相変わらず口が滑らかですね(笑)

>ビラーという人の演奏は知りませんねー。
>皆さん知ってますか?
ゲオルク・クリストフ・ビラーは10数年前、ハンス・ヨアヒム・ロッチュ+ゲバントハウス管と
「マタイ受難曲」の演奏旅行で日本にきた時、バリトンを歌っていました。
私も大阪ザ・シンフォニーホールに聴きに行きました。(高かった〜。)
そのビラーがトーマス・カントルになり、1999年、聖トーマス教会で「マタイ受難曲」を
収録したビデオを持っています。演奏は勿論、ライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団+ライプチヒ聖トーマス教会聖歌隊。
スナップを私のプアなHPに載せていますので恥ずかしながら紹介します。
http://www.kcat.zaq.ne.jp/aaavb201/bach.html
ハンス・ヨアヒム・ロッチュでバリトンを歌ってたものもあります(笑)
映像はクラシカ・ジャパンから録画したもので、これ以外にもたくさんありますが、面倒くさがりでHPは
あんまり更新していません(笑)
で、演奏ですが、良くも悪くもゲバントハウスの音楽?ってとこでしょうか。
すみません。よくわかりません(汗)
古楽器に走っている今は殆ど聴きませんので・・・。

Skunjpさんの好きなヘルタ・テッパー(アルト)もありますよ(笑)
リヒターの「ミサ曲ロ短調」で。
よかったらお貸ししましょうか(笑)

From Skunjp To at 2005 10/02 23:23 編集 返信

トーマスカントルのこと

最近よくトーマスカントル指揮のカンタータを聴きます。
この系譜は、すごく興味深いですね。

ところで某所にトーマスカントルの在位年表がありました。

1918-40 カール・シュトラウベ(22年)
 1940-56 ギュンター・ラミン(16年)
 1956-60 クルト・トーマス (4年)
 1961-72 エアハルト・マウエルスベルガー(11年)
 1972-91 ハンス・ヨアヒム・ロッチュ(19年)
 1991-   ゲオルク・クリストフ・ビラー (15年)

これを見ると思いのほか長いのがロッチェ、短いのがトーマスですね。

僕の一番好きなトーマスカントルはトーマスです。
  ・・・あ、ダジャレじゃないです(^^;)

トーマスは、カンタータのCDが4枚しか出てないのが辛いですが、任期の短さを
見るとしかたがないのでしょう。

何かトラブルでもあったのでしょうか?・・・事情を知っている方おられますか?

この人、スケールが大きくて、エネルギッシュ、そして味わいが深い演奏をするの
で残念です。歌手もアルトのヘフゲン(54番!)など、他に代え難い魅力がある。

CD4枚の演奏はすべて名演で、僕の大好きな演奏です。
この人はクリスマス・オラトリオも素晴らしいですね。



その次に好きなのがE・マウエルスベルガーですね。
任期は11年と結構長かったんですね。

しかしCDは2枚。これはちと寂しい。もっともっと録音して欲しかった。
控えめな性格なのでしょうか。

演奏も一見控えめに聞こえますが、どうして、なかなか「骨太」な音楽だと思います。
外側は静かで素朴ですが、内面に熱く燃える魂を感じます。
80番、18番、78番が素晴らしい。



ラミンはあまりCD持っていません。
ていうか1枚だけです。
でも、その中の36番が桁はずれの名演です。
ラミンはもっと買ってみようかなー。



ロッチェはかなり軽くなりますね。
合唱も明るく解放された響きになっています。

ちなみにトマーナーコアーもラミンの頃は、荒ぶる魂というか、ウブでひたむきな
魅力がありますが、時代が下るに従って次第に洗練されると共に、インパクトは
薄れます。

ロッチェの時代は発声もかなりまともになり、うまいのですが、どこか優等生的な
感じです。

それにオケが新バッハコレギウムに変わって、これが大きいですね。
非常に巧くて若くい人たちを中心とした団体ですが、ロッチェはこれをうまく使いこ
なしていないのではないでしょうか?

快速調のテンポが気持ちいいのですが、案外味が薄いというか・・・
特に通奏低音が語らないですね。

まあ、バッハ演奏の伝統が厚い地で、わずかでも古楽様式を取り入れたというのは
評価できますが。

ロッチェだったら、ゲバントハウス時代の方が味が濃いし、新バッハコレギウムも
ポンマーの方がオケの機能を生かしている気がします。
この辺は、時代様式の過渡期でワリを食ったという感じなのでしょう。



ビラーという人の演奏は知りませんねー。

皆さん知ってますか?

モテットが出ているようですね。

From Skunjp To at 2005 10/01 00:57 編集 返信

つまらんダジャレを言ってるのはダレジャ

junさん、いっぱい出ましたね。

やっぱショパンはフワンソワでしょう。(^-^)

駅前ベーカリー、フランソワの食パン最高!



>●ヴォルガの舟歌  ソ連赤軍合唱団

montさん、さすがディープでいらっしゃる。

深い哀愁を感じますね。



さて僕は、この秋のしっとりした夕べ、「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」を聴いたとです。(ベロフ)

脳みそが攪拌されるような素敵な曲ですが、やはり秋にはアンマッチでした。

たとえば、「ご飯にあんこが入っている感じ」だったとです。



     ・・・メシアン  ヽ(^。^)丿 


From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 09/30 22:42 編集 返信

秋には秋の気分がある。

そうですね。僕の場合は・・・

●ヴォルガの舟歌  ソ連赤軍合唱団

とにかく、この曲はこういう物(作品)だったのか。

と唸らされること(目からウロコ)請け合いです。

♪肴は炙ったイカでいい〜

スンません。つまらぬ駄洒落で〆ます。

From juncoop To at 2005 09/30 21:29 編集 返信

秋にしっとりと聴きたい音楽!

皆さん、こんばんは・・。

私の場合の「秋にしっとりと聴きたい音楽!」

●ブラームス/交響曲第4番ホ短調

フルトヴェングラーかカラヤンで。

●ショパン/ノックターン

フランソワのピアノで。

●バッハ/カンタータ第150番

ヴェルナーかリリングの指揮で。

●バッハ/マタイ受難曲

リヒターの指揮で。

●ショパンの前奏曲集

フランソワのピアノで。

●ブラームス/弦楽六重奏曲第1番

ベルリン・フィル八重奏団

●シューベルト/アルペジオーネ・ソナタ

フルニエのチェロで。

●バッハ/ヴァイオリン・ソナタ集

バルヒェットのヴァイオリンで。

●ベートーヴェン/月光の1楽章 

プレトニョフのピアノで。


まあこんな感じですかね・・。やはり哀愁のある音楽となるかも!



From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 09/29 23:52 編集 返信

キターー ///

「秋にしっとりと聴きたい音楽!」

僕はシューベルトですねー。

「楽興の時」グルダが最高でしょう。

ショパンはかみさんが好きで、夜想曲をよく聴いています。

ヒューットが好きみたい。

僕はだんぜんフランソワです。

とても男性的で、めめしくない。

ショパンのめめしい演奏はうっとしいですから・・・